グアム移転行先

うるま不動産スタッフ

2012年02月13日 10:46

「普天間」と切り離す

米軍再編見直し 嘉手納以南返還も


【東京】日米両政府は8日、在日米軍再編のロードマップ(行程表)見直しに関する文書を共同発表した。普天間飛行場移設とパッケージ(一体)としてきた在沖海兵隊のグアム移転と嘉手納以南の基地返還は「切り離すことについて公式な議論を開始した」と記し、先行実施の方針を表明。一方、同飛行場の名護市辺野古移設は「両国は引き続きコミット(関与)している。現計画が唯一有効な進め方と信じている」とした。


 両政府で具体的に細部協議を続け、今後数週間ら数カ月の間に結論を得るとした。4月下旬に外務、防衛担当閣僚の日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、新たな行程表の基本合意を目指す。
 2006年に合意した再編パッケージを見直し、沖縄の負担軽減を先行的に実施する方向性を示すことで県の軟化につなげたい考え。ただ、普天間の県外移設を求める沖縄側との隔たりは依然残されている。
 発表に先立ち、玄葉光一郎外相と田中直紀防衛相は8日夕、宮邸に野田佳彦首相を訪ね、協議の結果を報告。首相はさらに対米協議を進めるよう指示した。
 玄葉氏は記者会見で、パッケージ切り離しは「普天間の固定化を容認するものではない。地元の要望に応え、負担軽減を先行する」
と強調。「嘉手納以南返還とグアム移転が振興に結び付く」とし、沖縄との信頼醸成に意欲を示した。


※ 2/9(木)琉球新報の記事を抜粋しています。

←うるま不動産 売買のHPはこちら




←うるま不動産 賃貸のHPはこちら