普天間代替アセス
知事意見きょう提出
埋め立て部分、防衛局に
名護市辺野古への米軍普天間代替基地建設に向け、沖縄防衛局が作成した環境影響評価(アセスメント)評価書の埋め立て部分に関し、県は27日、同局に仲井真弘多知事の意見書を提出する。評価書の示す環境保全措置では生活や自然環境の保全は不可能と位置付け、普天間飛行場の県外移設と早期返還を求める見込み。評価書に不記載だった埋め立て土砂調達計画の明示も求める。
県アセス条例に係るアセス評価書の飛行場部分に関しては2月20日、評価書に対し、「環境保全は不可能」とする知事意見が同局に提出された。埋め立て部分の知事意見は、25分野・175件の問題点を指摘した飛行場部分の倍の分量になる見込み。埋め立て技術や喪失する自然環境への記載が増えた。
国のアセス法に基づく埋め立て部分の知事意見提出を受け、同局は評価書を補正。県への補正評価所提出は5月以降とみられ、提出後に1ヵ月の公告・縦覧が行われる。その後、政府は県に公有水面埋立法に基づく埋め立て許可申請を行う見込み。
※ 3/27(火)琉球新報の記事を抜粋しています。
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