
2011年09月13日
跡地から鉛とフッ素
アワセゴルフ場
防衛局発表、基準値超える
【北中城】沖縄防衛局は9日、北中城村の米軍アワセゴルフ場跡地で基準値を超える鉛とフッ素を昨年下旬に検出したと発表した。鉛の含有量は1㌔㌘当たり170~236㍉㌘(基準値は150㍉㌘以下)で、これまで健康被害などは確認されていない。同局によると、検出された範囲はカート修理場があった県道85号沿いの1400平方㍍におよび、深さは最大4・5㍍。同局は土壌汚染が米軍によるものとみて、土壌汚染対策法に基づき本年度末までに処理する予定。
防衛局は2010年6月から11月に行った概況調査で有害物質を検出、同年12月に村役場や地権者などに報告し、今年3月から範囲を特定するための詳細調査を進めていた。鉛はゴルフカートのガソリン、フッ素は建物の塗料と みられるが、とくていできない。
修理場跡でのフッ素検出値は検液1㍑当たり0・81~1・4㍉㌘(基準値0・8㍉㌘以下)で、他の4か所では油をまぶした砂を敷き詰めたグリーン跡とみられる油分、クラブハウス北側からはカート洗車場から流れ出たとみられる油分を1㌔㌘当たり570~940㍉㌘(処理目標500㍉㌘以下)を検出した。
北中城村アワセ土地計画整理組合設立準備会の山川昇事務局長は「跡地利用計画への支障や人体への被害がないように適正に処理されると考えている」と話した。県環境保全課は「防衛局からは適切に処理すると聞いている。処理後にはどのように処理したのかはなども確認する」としている。
※9月10日(土)琉球新報の記事を抜粋しています。
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Posted by うるま不動産スタッフ at 17:16│Comments(0)