
2012年04月20日
普天間補修を明記
在日米軍再編見直し共同文書 米要求に政府折れ
在日米軍再編見直しに関する日米両政府の共同文書の概要が18日、判明した。老朽化している米軍普天間飛行場(宜野湾市)の補修を日本側の経費一部負担を明記。キャンプ瑞慶覧(同市など)にある米軍住宅跡地の一部を早急に返還する。在沖縄米海兵隊のグアム移転経費は現行協定に基づくとして、米側が求めた増額は見送る。両政府は19日の外務、防衛当局の審議官級協議で共同文書の詳細を詰めて、25日に公表する方向だ。
野田佳彦首相とオバマ米大統領の30日の首脳会談で確認する。
日米両政府は新たな協議機関を立ち上げ、キャンプ瑞慶覧など本島中南部の米軍5施設・区域の返還計画を今年秋までに策定する。
ただ米側は5施設・区域の返還について、普天間の名護市辺野古への県内移設が前提との立場を崩してない。このため返還計画をつくっても実現に結び付く保証はない。
普天間の補修は米側が共同文書への明記を強く要求し、日本側が受けれた。米側は2012年度から8年間で総額約200億円に上がる大規模な補修計画を示していたが、日本側は「普天間の固定化を印象付けかねない」と現時点での具体化を拒否。この結果、普天間の安全性確保を理由として補修方針と日本の一部負担だけの明示に絞り、辺野古移設計画の堅持を付記した。両政府は今後、普天間補修の工期や規模をめぐり調整と図る。
早急な返還で合意する米軍住宅跡地はキャンプ瑞慶覧の西普天間地区にある。
このほか5施設・区域の中で極めて面積の狭い数カ所について、返還作業の加速を共同文書に盛り込む方法だ。
概要によると、在沖縄海兵隊の定員は現在約1万9千人。再編により沖縄には第3海兵遠征軍(3MEF)司令部や第31海兵遠征部隊(31MEU)など約1万人の海兵隊が残る。グアムには3MEFの地上部隊である第3海兵師団の一部など約4千人が移り、残る5千人程度はグアム以外の海外へ移転する。
グアムには岩国基地(山口岩国市)所属の海兵隊ヘリコプター部隊なども移るため、海兵隊のグアム駐留規模は5千人となる。
※ 4/19(木)沖縄タイムスの記事を抜粋しています。
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在日米軍再編見直しに関する日米両政府の共同文書の概要が18日、判明した。老朽化している米軍普天間飛行場(宜野湾市)の補修を日本側の経費一部負担を明記。キャンプ瑞慶覧(同市など)にある米軍住宅跡地の一部を早急に返還する。在沖縄米海兵隊のグアム移転経費は現行協定に基づくとして、米側が求めた増額は見送る。両政府は19日の外務、防衛当局の審議官級協議で共同文書の詳細を詰めて、25日に公表する方向だ。
野田佳彦首相とオバマ米大統領の30日の首脳会談で確認する。
日米両政府は新たな協議機関を立ち上げ、キャンプ瑞慶覧など本島中南部の米軍5施設・区域の返還計画を今年秋までに策定する。
ただ米側は5施設・区域の返還について、普天間の名護市辺野古への県内移設が前提との立場を崩してない。このため返還計画をつくっても実現に結び付く保証はない。
普天間の補修は米側が共同文書への明記を強く要求し、日本側が受けれた。米側は2012年度から8年間で総額約200億円に上がる大規模な補修計画を示していたが、日本側は「普天間の固定化を印象付けかねない」と現時点での具体化を拒否。この結果、普天間の安全性確保を理由として補修方針と日本の一部負担だけの明示に絞り、辺野古移設計画の堅持を付記した。両政府は今後、普天間補修の工期や規模をめぐり調整と図る。
早急な返還で合意する米軍住宅跡地はキャンプ瑞慶覧の西普天間地区にある。
このほか5施設・区域の中で極めて面積の狭い数カ所について、返還作業の加速を共同文書に盛り込む方法だ。
概要によると、在沖縄海兵隊の定員は現在約1万9千人。再編により沖縄には第3海兵遠征軍(3MEF)司令部や第31海兵遠征部隊(31MEU)など約1万人の海兵隊が残る。グアムには3MEFの地上部隊である第3海兵師団の一部など約4千人が移り、残る5千人程度はグアム以外の海外へ移転する。
グアムには岩国基地(山口岩国市)所属の海兵隊ヘリコプター部隊なども移るため、海兵隊のグアム駐留規模は5千人となる。
※ 4/19(木)沖縄タイムスの記事を抜粋しています。


Posted by うるま不動産スタッフ at 10:50│Comments(0)