軍用地ブログ

防衛相「報告ない」


　【東京】垂直離着陸輸送機ＭＶ22オスプレイの県内配備をめぐり、日米両政府が沖縄に先行して米軍岩国基地（山口県岩国市）に搬入し、機体の安全確認をする方針を固めたことについて、森本敏防衛相は９日、
「一部報道は承知しているが、政府の中でこの問題への対応についてどういうタイミングで何をするかが決まっているか承知していない」と述べるにとどめた。
同日、東京都内で記者団に語った。
　政府関係者によると、神風英男防衛政務官は１１日に岩国市を訪れ、福田良彦市長に受け入れを要請する方向で調整している。
　オスプレイ配備をめぐっては、日米両政府が過去に水面下で先行的な配備を岩国市に打診したが受け入れられなかったため、米軍が那覇軍港へ直接搬入することを検討していた。
　一方で、那覇市も軍港への搬入に反対したため日本政府は再度、岩国市と調整。搬入と機体の組見み立て、安全点検や短期間の試験飛行にとどめることで同市の容認を取り付けた。
　森本氏は同日出演したテレビ東京の番組で、オスプレイ配備について｢それほど遠くない時期に明らかになる。地元の理解と協力をどういう手順で取りつけるか、部内で検討している｣
と述べた。
　記者団に対しては、本土で先行的に試験飛行をするとこで安全性をアピールする手法につてい｢普天間への配備は、まだ米側から説明を受けてないし、日本政府の中でどういう手続きをとるかも報告は受けていたない｣と強調。
　配備の方法については
｢沖縄の人々が安全についてどう考えるかを念頭に、（県民が）納得できる方法が望ましい｣とした。


墜落オスプレイ｢想定通り機能｣米海兵隊が正式発表


　【ワシントン共同】米海兵隊８日、米軍普天間飛行場(宜野湾市）に配備を予定する垂直離着陸輸送機ＭＶ22オスプレイのモロッコでの墜落事故について
「機体には問題はなかった。（当時の天候や操縦系統をしらべたところ、想定通りに機能していた」と正式に発表した。
　ただ、事故原因の特定について言及を避けた。最終的な調査結果を年内に公表するとしている。米側は既に、人為的ミスが原因の見解を日本側に非公式に伝えている。
　海兵隊担当者は「オスプレイは戦闘や人道支援活動など多くの任務に従事しており、高性能で信頼性も高い」と沖縄配備の意義を強調。
　国防総省のカービー副次官補（報道担当）も、オスプレイは安全との米側の認識を日本側に伝えていると述べた。



※　6/10(日）沖縄タイムスの記事を抜粋しています。



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