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2012年08月03日

「普天間ルポ」不快感耐える日々 「オスプレイだったら…」

 【宜野湾】ヘリが自宅からわずか400メートル先の上空でとどまる。バタバタと激しく空を切る音が15分ほど続き、家族との会話がままならない。「早く行ってほしい」と耐えるが、3機が次々とやって来て、騒音が長引くこともある。航空機の騒音は離着陸によるものだけではない。このようなホバリングや、地上でのエンジン調整は普天間飛行場で日常的に行われている。普天間飛行場周辺を歩いた。
 普天間飛行場の周辺住民は「離着陸に伴う騒音より何倍も被害は大きい」と口をそろえる。「これでオスプレイが来たらもっと騒音がひどくなる」とも。
 だが、国は、普天間飛行場の代替施設建設に向けた環境影響評価書(アセスメント)に、普天間飛行場でのホバリングやエンジン調整音などの騒音の実態を反映させなかった。
 ホバリングの音やエンジン調整音は長い時間続く分、とりわけフェンスに近い住民にとって精神的な負担も大きい。飛行場近くに住む呉屋信栄さん(62)=宜野湾市喜友名=は「離着陸の(騒音の)比じゃない。ホバリングは音が続くから、数倍も騒音公害は大きい」と語る。訓練は午後9時をすぎることもあるという。
 騒音が響く間、テレビが聞こえず家族との会話がままならない時間が続く。呉屋さんは「(離陸時のように)飛んで行ってしまえばまだいいが、精神的にもいらいらする。会話も愚痴っぽくなってしまう」と苦い表情を見せる。
 同市新城の普天間第二小学校はエンジン調整音がほぼ毎日、1、2時間続くという。授業は中断できないので、騒音の中で続けている。川村和久校長は「とにかく長い。授業に与える影響は大きい」と話す。離着陸に比べ、音が長いホバリングやエンジン調整の音は「まったく別の騒音問題だ」ときっぱり。こうした状況に「慣れているわけではない。不快に感じながら耐えている状態だ」

  琉球新報


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Posted by うるま不動産スタッフ at 09:03│Comments(0)
 
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